未来への勇気ある挑戦
【100歳になるための100の方法】 日野原重明
母の家にあった文庫本です。 退職後の暮らしや、生き方をみんな考えるのだなと思う。
ネットや本など、60歳からのスローライフ、 60歳からの人生の愉しみ方等、『60歳』がキーワードのよう。
定年が65歳なると、65歳がキーワドになるのかな。
日野原重明さんの書かれたこの本の「前書きにかえて」に、「80歳を過ぎてからの私のたどった道こそ 複雑多岐にわたり、思いもかけないさまざまな出会いに満ちていました」とあります。
長年にわたって日本の医学の発展に貢献してこられ、100歳を超えてスケジュールは 2、3年先まで一杯という多忙な日々を送られ、105歳で亡くなられました。
移動時間も原稿執筆に使い、日々の睡眠時間は4時間半だったとか。。
そのエネルギーはどこからきていたのでしょうか。
100の方法
生き方の行動として
- 75歳からでも何か新しいことを創める
- 自分の趣味のための時間を取る
- ご恩はいつの日かどこかで誰かにお返しをする
- 自分が年をとったら若い人からパワーをもらう
- 老化するのは当たり前のことだから楽に受けとめる
- シンプルな食事や生活をする
- これからの生き方の証を持つ
生きるための理解として
- 寿命とは与えらてた時間
- 人は命の長さではなくて、どのように生きたかが大切
- 人間の体は、かぎりない可能性を持っている
- 瞬く間に時はすぎます
- 笑う筋肉は18ある。使わないと衰えます
- 自分の過去から上手に学ぶ
- 人間は心も体も環境に順応する生きものなのです
与えられた時間をどう使う
日野原さんのように睡眠時間4時間半で日々過ごすということは、残りの時間は約19時間。食事や仕事やプライベートに使える。
1日24時間は、みんな平等、自分だけ48時時間にはならない。
現役会社員だと会社(仕事に)時間をとられてしまいます。
残りの時間をどう使うか
通勤時間がかかるならその時間をどう使うか
食事の時間をどうとるのか
時間をうまく使うには、何が重要であるかを自分で決め行動する。
日野原重明さんはお医者様なので、健康面からもアドバイスをされています。
- 糖質は少なく タンパク質はたくさんとる 見習おう
- なるべく階段を使い時には 時には二段飛び
- エスカレーターは使わない 見習おう
- 埋もれたDNAに灯りをともそう
最後に、渡辺淳一さん 中村富十郎さん 阿川佐和子さん 遠藤周作さん等7名との対談や、ハイジャックされた『よど号』に乗り合わせたことが書かれています。
充実した毎日を過ごすための、コツと工夫が満載の1冊です。
最後まで読んで頂いて感謝🙇♀️
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